SPF・DKIM・DMARC解説

最終更新: 2026-05-31

メールの「From」アドレスは簡単に偽装できます。3つのDNSレコードにより、受信サーバはメッセージが本当にあなたのドメインから来たかを検証できます。

3つのレコード

レコード 答える問い 公開場所
SPF この送信IPはドメインの代理送信を許可されているか ドメインの TXT
DKIM このメッセージはドメインによる電子署名があるか <selector>._domainkey.<domain>TXT
DMARC SPF/DKIM失敗時にどうするか、報告先は _dmarc.<domain>TXT

連携の仕組み

DMARCはSPFとDKIMを、見える From: ドメインに結びつけます(これをアラインメントと呼びます)。SPFまたはDKIMのどちらかが通り、かつアラインしていればDMARCは合格です。DKIMの方が堅牢で、SPFを壊すメーリングリストや転送を経ても署名が残ります。

安全な導入

  1. 実際の送信元を列挙したSPF~all で終えて公開。
  2. メールプロバイダでDKIMを有効化し公開鍵を公開。
  3. DMARCp=nonerua= 報告先で開始。
  4. 集計レポートを読み、失敗する正規送信元を直してから p=quarantine、最終的に p=reject へ。

任意のドメインは当サイトの メール認証チェッカー で確認できます。関連: DNSレコードの種類DNSSEC

メモ: いきなり p=reject にしないこと。報告期間なしでは、自社のメルマガ・チケットシステム・外部送信を黙って落とす恐れがあります。

参考資料