TLSバージョン解説:1.0から1.3まで

最終更新: 2026-05-31

TLS(旧称SSL)は鍵マークの背後にあるプロトコルです。どのバージョンでネゴシエートするかは、セキュリティと性能の両方に影響します。

ひと目で

バージョン 状態 備考
SSL 2.0 / 3.0 1995–96 廃止 破られている(POODLE)。絶対に有効化しない
TLS 1.0 1999 非推奨(RFC 8996) 無効化する
TLS 1.1 2006 非推奨(RFC 8996) 無効化する
TLS 1.2 2008 まだ広く要求される
TLS 1.3 2018 推奨 より高速・安全な既定

TLS 1.3で変わったこと

TLS 1.3 は古く脆弱な暗号(RC4、CBCモードのMtE、静的RSA鍵交換)を削除し、前方秘匿性を必須にしました。ハンドシェイクも2往復から1往復に短縮(再開時は0-RTT)され、HTTPS接続が体感で速くなりました。

今日要求すべきもの

最低TLS 1.2、できれば1.3を優先してください。ブラウザは1.0/1.1を削除済みで、PCI DSSも禁止しています。サーバがどのバージョンでネゴシエートするかは当サイトの SSL/TLSチェッカー で確認でき(ネゴシエート版を表示)、残りは HTTPセキュリティヘッダ で堅牢化できます。

メモ: 「TLS 1.3対応」と「最低TLS 1.2を要求」は別の設定です。両方設定しましょう。1.3を提供し、1.2未満を拒否します。

参考資料