AWS VPC(と各クラウド)のCIDR設計

最終更新: 2026-05-31

クラウドのネットワークも、他と同じ CIDRとサブネット の規則の上に成り立ちます。ただしクラウド特有のいくつかの習慣を押さえると、後の痛みを伴う再採番を避けられます。

1つのVPCではなく全体から始める

組織用に大きなプライベートブロック(RFC 1918 空間)を1つ選び、そこからVPCを切り出します。各チームが勝手に 10.0.0.0/16 を取ると、VPC同士のピアリングやオンプレ接続が永久にできません。重複した範囲は一緒にルーティングできないからです。

範囲 推奨サイズ 収容
組織全体 10.0.0.0/8 すべて
リージョン/アカウント 10.20.0.0/16 約256サブネット
VPC 10.20.0.0/20 16個の /24
サブネット(AZ) 10.20.1.0/24 256アドレス

クラウドの落とし穴

包含テストやブロックの分割は当サイトの CIDRツール を、正確なホスト数は サブネット計算機 を使ってください。IPv6ではプロバイダがVPC/サブネット単位で /56/64 を割り当て、NATは不要です。

メモ: 割当計画は1か所に文書化しましょう。最も安く直せるサブネットの誤りは、先に計画を書いたおかげで起こさなかった誤りです。

参考資料